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TRAINIART JRE MALL店
現場で役立つ鉄道ビジネス英語書籍です。

現場で役立つ 鉄道ビジネス英語


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JR東日本およびそのグループ会社が海外鉄道プロジェクトの現場で得た英語での交渉知識やノウハウをわかりやすく解説。
海外での鉄道ビジネスに対応できる人材育成の一助となる一冊。

●本書では、これまで、さまざまな海外の鉄道プロジェクトに参画する中で蓄積されてきた、海外鉄道ビジネスの現場ですぐに役に立つ英語に関する知識やノウハウを公開しています。また、用語集・用例 集のような単なる「How to 本」ではなく、「なぜそうなるのか(Why)」についても解説し、応用できるようになることを目指した内容になっています。 

●海外鉄道ビジネスに携わる方々にとって役立つ情報を提供し、日本の鉄道ビジネスの海外展開の拡大に微力ながらでも貢献することを目的としています。

●また、鉄道会社ならではの現場の写真を多数使用し、鉄道と英語に関する豆知識も満載ですので、英語に興味のある方や鉄道ファンの方にも楽しんでいただけます。

(1)本書のポイント
①海外鉄道ビジネスの現場で使われる英語に全面的に焦点を当てています。
鉄道ビジネス英語は、一般のビジネス英語とは異なり、世界の鉄道の専門家たちが用いる特有の英語表現です。海外の鉄道プロジェクトに関わるビジネスパーソンが、打合せや交渉の場でスムーズに意思疎通ができる英語を紹介し、日本の鉄道ビジネスの海外展開の拡大に貢献することを目指します。

?教科書英語とは異なる、現場で本当に使用されるリアルな表現を紹介しています。
国際業務に日々携わる社員が自ら執筆し、現場で本当に使用される英語を紹介しています。
教科書英語とは異なるリアルな表現で、読んだ人がすぐに円滑にコミュニケーションが取れるようサポートします。

(2)主な内容
① 鉄道ビジネス英語とは:鉄道ビジネス英語、普通の英語とどう違う?
② 基本的な鉄道英語:「鉄道」、「車両」、「運転士」も一筋縄ではいかない!
③ 注意すべき鉄道英語:よく間違う技術用語、国による用語の違いなど
④ 英語表現を調べる・考え出す:辞書にないことをどう表現するか?
⑤ 鉄道ビジネス用語の文章表現:正しく伝わる表現、誤訳のチェック法など
⑥ 海外業務の実践的ノウハウ:交渉やメールの表現、通訳者や翻訳会社との関わり方など 

(3)特徴
①鉄道会社ならではの現場の写真を多数使用 。
JR 東日本の鉄道事業の現場やJR東日本グループが関わる海外の鉄道プロジェクトの写真を多数使用し、
一般の方々にも楽しんでいただけます。

  
   内容のイメージ(書籍の抜粋)

?鉄道と英語に関する豆知識を掲載基本的な鉄道用語も、一般的な英語とは異なる使い方があります。
これらを正しく使い意思を正確に伝えることで、海外鉄道ビジネスの場で話が通じなかったり、誤解を招いたりするといったトラブルを未然に防ぐことができます。

■具体例
・「鉄道」は“railway”? “railroad”? どっち?
・「電車」は“electric car”とは言わない?
・「車掌」は“conductor”では通じない?
・「ダイヤ改正」の「ダイヤ」は“diagram”ではない?

③用語の紹介だけでなく、「なぜそうなるのか」について解説。単に英語表現を覚えるのではなく、「そう表現する理由」を理解することで、海外鉄道ビジネスの場で、正しく通じる英語表現を考え出したり、意思を正確に伝えトラブルを未然に防ぐことがで きます。

■具体例
・なぜ「主電動機」は“main motor”ではないのか?
・なぜ当社の「運輸区」を“train crew depot”と英訳したのか?
・「電気部門」を“electric”と表記したら、相手が怒った。どうして?
・“agree”(わかりました)と言ったら後でトラブルになった。どうして?


【以下に書籍の内容を一部抜粋】

【はじめに】
本書は、海外での鉄道ビジネスに用いられる英語(以下「鉄道ビジネス英語」)に関する知識やノウハウについて紹介することをねらいとしている。
日本では、整備新幹線や大都市部の既存のネットワークを補完する路線を除き、新たな鉄道の新線建設プロジェクトは非常に少なくなっている。
一方で、世界の鉄道マーケットは、開発途上国の経済発展、地球環境保全の観点からの鉄道の役割の再評価等に伴い、今後も着実な成長が見込まれる。
したがって、日本の鉄道関係業界が鉄道ビジネスを拡大していくためには、海外への進出が不可避となる。
海外での鉄道ビジネスに携わる人には、鉄道の技術や経営に関する高度な知識やノウハウが求められるが、同時に、国際社会で通用するビジネス言語としての英語に関する知識やノウハウも必要となる。

本書は、当社(東日本旅客鉄道株式会社、通称「JR 東日本」)およびそのグループ会社が海外鉄道プロジェクトでの経験から得たものを中心に、鉄道ビジネス英語に関する知識やノウハウをまとめわかりやすく解説したものである。本書の特徴は以下のとおりである。

 1 海外鉄道ビジネスの現場の英語に特化。
 2 「書く英語」に重点。
 3 国際規格の重要性に焦点。
 4 「覚える」のではなく「考え方を知る」ことを重視。
 5 鉄道ビジネス英語に特化した勉強の方法を紹介。
 6 通訳、翻訳会社の活用など、ビジネス実践のノウハウを紹介。

当社にとっても、このように鉄道ビジネス英語に関する知識やノウハウを体系的に整理してみたのは初めてのことである。
当社グループは近年、多くの組織の庇護やご助力の下、タイ・バンコクの都市鉄道「パープルライン」への車両供給や現地法人による車両・地上設備のメンテナンス、インドネシア・ミャンマーの鉄道事業者への中古車両譲渡や技術支援、インド高速鉄道プロジェクトの支援など海外の鉄道プロジェクトに参画してきた。その過程で、英語のスキルも含め海外ビジネスのノウハウを身につけた人材が着実に育ってきている。しかし、今後の海外展開の拡大のためには、これまでにも増して海外ビジネスに対応できる人材の育成が急務となっている。

そのためには、これまでのように鉄道ビジネス英語に精通した社員が海外ビジネスの現場で必要が生じた時に場当たり的に他の社員に伝えるということでは不十分だ。社員がそれぞれに蓄積してきた知識やノウハウを整理し、共有し、継承することにより、一層システマティックに取り組んでいくことが求められている。その第一歩として今回、鉄道英語に関する当社の知識やノウハウについて文書化を試みた。

また、これを本書のような形で出版し、一般に公開することとした。本書は、当社の社員に限らず、これから海外での鉄道ビジネスに関わっていこうとする日本の鉄道関係者一般にとっても役に立つ内容を少なからず含んでいると思う。本書の刊行によって、海外鉄道ビジネスに参画する方々と鉄道ビジネス英語に関わる知識やノウハウが共有でき、すぐれた技術を誇る日本の鉄道の海外展開にわずかながらでも貢献することができれば幸いである。なお、本書の執筆にあたっては、長岡技術科学大学名誉教授の平尾裕司先生にご助力をいただいた。この場をお借りして深くお礼申し上げる次第である。

2022年10月
執筆者代表

【目次】
第1章 「鉄道ビジネス英語」について
 
 1 「鉄道ビジネス英語」に特化した学習を

 2 書く英語を勉強する
  2-1 海外ビジネスは書く英語
  2-2 鉄道の専門家らしい英語を書く
 3 国際規格と鉄道ビジネス英語
  3-1 国際規格の鉄道用語を知る
  3-2 国際規格に適切な英語表現を盛り込む
 4 英語表現を選び、考え、工夫する
  4-1 英語表現を選ぶ
  4-2 英語表現を考え出す
  4-3 英語表現を工夫する
 5 技術英語の基本-正確な情報伝達に必要な3要素-3Cs(Correct/Clear/Concise)-
  5-1 Correct:正確に書く-技術英語で最も重要な要素
  5-2 Clear:明確に書く-具体的に書き、読み手を正しい理解へ導く
  5-3 Concise:簡潔に書く-短く書けば、わかりやすくなる

第2章 基本的な鉄道用語  
 1 「鉄道」は英語でなんというか?

   【コラム1:線路は続くよどこまでも】
 2 さまざまな構造の鉄道
 3 地下鉄などの都市鉄道
   【コラム2:地下鉄はどこ?】
 4 欧州規格での鉄道の分類
   【上級編コラム1:EN 17343 における鉄道の分類と定義】 
 5 新幹線と在来線
   【上級編コラム2:欧州では「高速鉄道以外の鉄道」を何と呼ぶか?】
   【コラム3:外国からのお客さまに「在来線」をご案内する】
 6 「線路」、「線(路線)」など
 7 「車両」、「列車」、「電車」など
 8 「運転士」と「車掌」
  8-1 ちょっと付け足してより明確に伝える
   【コラム4「車掌= conductor」が通じない?】
  8-2 「運転士」「車掌」にもいろいろな言い方がある
 9 「ダイヤ」の表現
 10 さまざまな「○○列車」
   【コラム5 回送列車】
 11 「電気」関係の用語
  11-1 「 電気部門」の表現-「電気(電力+信号通信)」は英語では一言で表現できない
   【コラム6 信号通信がないぞ―「電気部門」の意味】
  11-2 英語の“electric(al)” の2つの意味
  11-3 “electric(al)” 以外の「電力」を表す英語表現
  11-4 英語名称に見るインド高速鉄道への「電気システム分野」での支援
 12 「施設」・「設備」-「軌道」、「土木」、「建築」など

第3章 注意すべき鉄道用語
 1 注意すべき技術用語
  1-1 けん引(意味に応じてhauling またはtraction)
  1-2 入換えと軌道短絡(どちらもshunting)
  1-3 現示(意味によりaspect またはindication)
  1-4  落下(occupancy, de-energization, fall)と扛上(vacancy, energization,raising)
  1-5 負荷と荷重(どちらもload)
   【コラム7:荷重も電力の負荷もload だった】
  1-6 線形と通り(どちらもalignment)
  1-7 分岐器関係の用語
  1-8 標準化関係の用語・表現
  1-9 ハザード(hazard):分野による意味の違い
   【上級編コラム3:「ハザード」の用法に注意!】
  1-10 略語いろいろ
 2 国による鉄道用語の違い
  2-1 英米の鉄道用語の違い
  2-2 インド独特の表現
   【コラム8:postpone の逆はprepone ? -インド英語を攻略せよ-】
  2-3 日本独特の用語
   【上級編コラム4:「効かない!?」ブレーキの英語訳- Part 1】
   【上級編コラム5:「効かない!?」ブレーキの英語訳- Part 2】

第4章 英語表現を調べる・考え出す 
 1 英語表現の調べ方

  1-1 鉄道総研の「鉄道技術用語辞典」
  1-2 JISの鉄道関係規格
  1-3 国際規格
  1-4 参考になる和文付き英文資料
  1-5 外国の用語集など
 2 辞典にない用語を工夫して表現する
  2-1 組織や業務に関する部内用語
  2-2 運転に関する用語
  2-3 新幹線施設の保守に関する用語

 

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この商品の情報

商品名
現場で役立つ 鉄道ビジネス英語
商品コード
S001-C017139
価格
販売価格: 2,860
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