ドライバー同様に、「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」においても、あらゆる部分でスピードの追求が図られています。もっとも大きな進化は、ヘッド内のトウ・ヒール部に設置されるようになったAI JAILBREAK ST。これにより、従来のブレード形状よりもフェースのたわみやすい範囲が広がり、かつ慣性モーメントも向上しました。また、タングステン・スピードカートリッジの搭載や、3年目を迎えたAI設計による、最適化が進んだFLASHフェースSS22なども、ボール初速を向上させています。さらに、最大の特徴といえば、軽量化されたヘッドと超軽量シャフトを採用しているところ。女性ゴルファーが気持ち良く振り抜けるクラブ重量となっているため、ボールにいままで以上のパワーを与えることが可能です。全体的に大きくしたヘッドサイズで慣性モーメントが高く、ロフトも大きめの設定。コースを軽快に攻略していくことのできる、高弾道のストレートなビッグキャリーを生み出します。
●AI設計のFLASHフェースSS22は、飛びの3要素までも最適化 「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」には、このモデル専用にAIが設計した、フェースカップ構造のFLASHフェースSS22を採用しています。FLASHフェースSS22は、従来のようにボール初速の向上やターゲットゴルファーの打点位置が考慮されているだけではありません。今回は飛びの3要素である、スピン、打ち出し角、ボール初速の組み合わせまでも含めた新しいアルゴリズムによってAIが設計し、テスト。よりモデル別、ターゲットゴルファー別の最適化が進んだフェースへとアップグレードされています。W#3、5のフェースカップの素材には、肉薄化、軽量化が可能な強度の高い素材、C300マレージング鋼(W#7、9にはカーペンター455スチール)を採用。ボール初速の向上に貢献しています。
●AI JAILBREAK STにより、フェースカップの端までたわむ 「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」における最大のトピックが、AI JAILBREAK STの搭載です。従来のJAILBREAK AIベロシティブレードで見られたブレード形状から、三日月のような形状に進化。搭載位置も、2つがより離されて、フェース面近くのトウ・ヒール部へと変更になりました。これにより、フェースにエネルギーを集中させる効果は維持しつつ、フェースカップの端までしっかりとたわませることが可能となり、ボール初速が最大化。また、2つのAI JAILBREAK STによって、トウ・ヒールの慣性モーメントも高まっており、ヘッドの動きの安定性やミスヒットへの強さも向上しています。
●NEW タングステン・スピードカートリッジを前方に設置し、低・浅重心化 「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」では、新たにタングステン・スピードカートリッジを採用し、ソールのフェース寄りの位置に配置しました。フェアウェイウッドで重心を深くした場合、インパクト時にヘッドがアッパー軌道となったり、ロフトが寝たりして、思うようにミートできない事象も起こります。そこで、「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」では、低・深重心のドライバーとは異なり、低・浅重心化。フェースでボールをしっかりと捉えやすくし、安定して充分なボール初速を出せるようにしています。またタングステン・スピードカートリッジは、フェース下部でヒットした場合のボールスピード向上にも貢献しています。
●軽量で大きめサイズのヘッドに、30g台のシャフトも用意 「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」のクラウンとソールのトウ側には、トライアクシャル・カーボンが採用されています。剛性が高く、とても軽量なため、余剰重量を生み出して重心の最適化を促進しています。また、「ROGUE ST MAX FASTウィメンズ フェアウェイウッド」は、前後長がある大きめなサイズのヘッドによる高慣性モーメントと、ドローバイアス、通常より増やされているロフトが特徴となっていますが、それら以上にポイントとして挙げられるのは、やはりヘッドの軽量化です。シャフトにも30g台(W#3)と、超軽量なモデルが採用されており、女性ゴルファーでもスイングスピードを最大化できるクラブに仕上がっています。結果、スイングの速さもボール初速の向上につながり、高弾道の、しっかりとつかまった大きな飛びを可能にしています。