楽曲は、カッサがシアトルに戻り、“故郷”という概念と格闘する中で、その後に訪れた試練を表現しているという。今回リリースされるアルバム『ANIMALS』も、長年を活動をしてきたニューヨークから、故郷のシアトルに戻り制作された。『ANIMALS』は、各方面から高い評価を得た自主制作アルバム『Go Get Ice Cream and Listen to Jazz』(2019年)、UKの名門〈Brownswood〉からリリースされた『I Think I’m Good』(2020年)に続く作品で、カッサのプロデュース能力の高さと独自のリズム感覚が全面に出た作品である。アルバムには、本日公開された新曲に参加しているニック・ハキム、シオ・クローカーをはじめ、ダニー・ブラウン、ローラ・マヴーラ、ウィキ、リルB、シャバズ・パレスのイシュマエル・バトラー、ヴィジェイ・アイヤーや、トモキ・サンダースといった、ラッパーからジャズ界のスターに到るまで、カッサの経歴ならではの様々なフィールドのゲストが参加している。