『In the Good Old Country Way』はThe NightingalesがVindalooからリリースした唯一のアルバムで、ポストパンク期の中でも最も過小評価された作品だ。反サッチャー的で絶望的な雰囲気を持ち、制作中に実験と考察のための時間が与えられていたことを感じさせる。Maria Smithのバイオリンが曲の中に入り込み、Pete Jenner(Ba)とRon Collins(Dr)のリズム・セクションがバラバラになりそうなところを支え、Robert Lloyd(Vo)とスポットライトを共有しているのは、マルチインストゥルメンタリスト/アレンジャーのPete Byrchmoreだ。このリイシューは、1985年の7インチシングル「It’s A Cracker」と12インチEP『What A Carry On』に加え、未発売のレア・トラックが追加収録されている。