Shed Sevenはブリットポップ界の劣等生とみなされがちだが、それも終わろうとしている。バンドは2007年に再結成され、発表されるやいなやアップグレードされたわずかなギグを行った後、アリーナや野外のライヴ・ハウスへとステップアップしてきた。その過程で、彼らは30年のキャリアの中で最も大きなショーを行い、1990年代よりも大きなライヴ・アクトとなった。また、復活作である2017年の『Instant Pleasures』は、1996年の『A Maximum High』と並ぶUKチャートの8位を獲得。彼らのキャリアの中での最高位を記録した。そこから6年、バンドが『A Maximum High』以来のベストと考えるニュー・アルバム『A Matter Of Time』は完成した。アルバムには、The LibertinesのPeter Doherty、Happy MondaysのRowetta、Reverend and the MakersのLaura McClureがゲスト参加。壮大なアンセムの新たなセットを生み、そのパワーと成熟は、シンガーのRick Witter、ギタリストのPaul Banks、ベーシストのTom Gladwinの数十年にわたる友情を反映している。『Instant Pleasures』の作曲には3年を要したのに、『A Matter Of Time』は2022年3月から12月にかけて、ラインナップの激変に伴う創造力の爆発の結果生まれた。デモのレコーディングは遠隔で行われたため、スペインにあるプロデューサー、Youthのスタジオに到着するまで、曲のリハーサルは行われなかった。