1995年に結成され、フレンチ・ブラック・メタル・シーンの中心的存在として知られているバンド、セス。2004年に発表された彼らの4作目のスタジオ・アルバム。Sethは1995年に結成され、フレンチ・ブラック・メタル・シーンの中心的存在として知られている。1998年のデビュー作『Les Blessures de l`Ame』は、フレンチ・ブラック・メタルの礎石として評価されており、その結果、バンドは国際的に認知される存在としての確固たる地位を築いた。その後25年の間、彼らは更に5枚のスタジオ作品をリリースした。本作は、リフや作曲スタイル、アイデアをよりブルータルに統合し、時代を反映させながら、より進歩的でテクニカルな要素の中にブラックメタル的な要素も残したスタイルへと仕上がっている。よりクリーンでカッティングの効いたプロダクションのため、バンド屈指のヘヴィな作品となり、複雑なリフとメロディが織り成す、力強くダークで時に実験的な大作となった。 (C)RS