「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」には新開発のED-DSAレンズを搭載しています。ED-DSAレンズとはED(特殊低分散)レンズとオリンパスが世界に先駆けて量産化に成功したDSAレンズ(※レンズ中央部と周辺部の厚さの比が極めて大きい、大偏肉両面非球面レンズ)の両方の特性を持ち合わせたレンズです。ED-DSAレンズにより、レンズ枚数を大幅に削減し、軽量化に成功しました。さらに、広角レンズで課題となるコマ収差、歪曲収差、画面周辺での色にじみ(倍率色収差)を効果的に補正しています。11群15枚のレンズを効果的に配置することで、高い解像性能を実現しています。 また、「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」同様にヌケの良いクリアな描写を実現するコーティング技術「Z Coating Nano」を効果的に使用することで、逆光などの撮影でも、ゴーストやフレアを大幅に軽減します。
■高速かつ高精度なAF 大口径レンズながら、フォーカシングユニットを軽量にすることで高速かつ静かなピント合わせを実現するMSC(Movie and Still Compatible)機構を採用しています。像面位相差AFはAF光束に制限がないため、「OM-D E-M1 Mark II」との組み合わせではF1.2大口径レンズを装着した場合でも、121点オールクロス像面位相差AFにより被写体を広範囲かつ高精度でピントを合わせられます。 プロ写真家からも高い評価を頂いている顔優先・瞳優先AFを使うことで、大口径ならではのボケを活かしたポートレート撮影に威力を発揮します。