新時代を築く指揮者の筆頭格アンドレア・バッティストーニと、日本が世界に誇る東京フィルハーモニー交響楽団は、聴き慣れたクラシックの名曲を、まさに今生まれたかのような瑞々しさと類まれな生命力で描き、クラシックファンに新鮮な驚きを与える力を持っている一方、クラシックに深い親しみを持っていない音楽ファンを熱狂させる、エネルギーとエンタテインメント性を備えている希有な存在である。DENONレーベルは、その両者の持てる力を最大限に引き出す為、響きの豊かな東京オペラシティコンサートホールにおけるセッション録音を開始。シリーズ「BEYOND THE STANDARD」と銘打ち、クラシック王道の名曲中の名曲と、日本人作曲家による傑作をカップリングし、時代と国を越え、新しいスタンダードを生み出す。第1弾としてリリースするのは、定期演奏会でもセンセーションを巻き起こした、ドヴォルザークの名曲「新世界より」、そしてカップリングに伊福部昭の「シンフォニア・タプカーラ」。セッション録音ならではの細部にまでこだわった充実の演奏に仕上がり、首席指揮者のバッティストーニと東京フィルの蜜月な関係を象徴するような深く立体的な音楽が構築される。フィルアップには、伊福部の手になる映画「ゴジラ」のテーマ曲が収録されている。