カルテットとなった今回のライナップには、セロニアス・モンクに魅了され、英国のモダン・ジャズ・シーンの華やかなりし面々の大半と共演を済ませていたピアニストのスタン・トレイシー。ベーシストのマルコム・セシルは、ロニー・スコットと英国版リトル・ジャイアントことタビー・ヘイズが率いるテナー2本のバンド、ジャズ・クーリアーズで実力を証明済み。そして、トレイシーと共にズート・シムズの伴奏を務めたリズム隊の一員だったジャッキー・ドゥーガンがドラムを務めている。収録内容は、フランク・シナトラも歌った「The Girl Next Door」、ビバッパーズたちの定番「(Back Home in) Indiana」、マイルス・デイヴィスの謎めいた「The Theme」を含む全4曲の未発表ライヴ音源。 (C)RS