ベテラン・サックス竹内直と、重鎮ピアニスト市川秀男による注目のデュオ作品。初共演はさかのぼること20年前。松本英彦亡きあと、市川含むカルテットのバンド・メンバーが集った際、テナー役に竹内直がフィーチャーされたことをきっかけに、2人はめぐりあったという。互いの年齢差は10歳あるものの、それから折々に演奏。作品も2008年に市川秀男、山木秀男の双頭リーダー作『On the other side of Sundown』に竹内が参加したほか、2017年には竹内直の『Ballads』に市川が参加。それ以来、共演頻度も多くなり、機が熟した2022年、満を持して、このDuo作が完成した。 (C)RS