2ndアルバムとなる今作は、今なお一線で活躍するシティポップを代表するメロディ・メーカー林哲司と、当時ピチカート・ファイヴの2ndアルバムが発売されたばかりの小西康陽、他豪華な顔ぶれを作曲陣に迎えたSIXTY RECORDS移籍第一弾アルバム。「動物園の鰐~Nobody in town」はピチカート・ファイヴの初期のレパートリーだったが、当時はまだ作品に収録されておらず、今作を通じて世の中にリリースされた。そのほか戸川京子が作詞に参加した「鏡の中の少年」「さかなの出てきた日」、ローリング・ストーンズのカヴァー「AS TEARS GO BY(邦題:涙あふれて)」など全12曲収録。彼女の正統派のポップスが似合う伸びのある歌声を、伸びやかな高音を、1985年のバブル期真っ只中に設立されたSIXTY RECORDSで贅沢に制作されたサウンドに乗せてじっくりお楽しみいただきたい。 (C)RS