監督は、立教大学を卒業後、NCWで映画制作を開始。立教大大学院映像身体学科で本作『彼女はひとり』を制作、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018の国際コンペティション部門にてSKIPシティアワードを受賞するなど多くの映画祭に招待される。卒業後は、真利子哲也監督や濱口竜介監督を輩出した、東京藝術大学大学院映画専攻に進学し、黒沢清監督に師事。修了制作の『夜のそと』では、北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS2020」 Next Generation部門に選出されるなど、今後最も活躍が期待される新鋭監督のひとりである。