北部イングランドを中心に活躍する合唱団エボア・シンガーズ。これまでのアルバム『騎士のクリスマス』や、『Music for Troubled Times(困難な時代の音楽)』でも、創設者であるポール・ゲームソンの指揮のもと、素晴らしい歌声を披露しています。今回、彼らが歌ったのは現代アメリカのクリスマス音楽集。ウィテカーやルネスタッドらのオリジナルの作品だけでなく「きよしこの夜」などの伝統的なキャロルに、各々の作曲家たちが斬新な味付けを施した曲が並び、聖と俗のスタイルの融合が楽しめる1枚に仕上がっています。演奏にはハープ奏者レイチェル・デントとオーボエ奏者ジェーン・ライトが参加、荘厳な声が醸す響きの中に華やかで彩りある響きを加えました。 (C)RS