ポルトガル・ルネサンス期のオルガニスト、作曲家マヌエル・ロドリゲス・コエーリョの現存する唯一の作品集「Flores De Mvsica 音楽の花束」。1620年に印刷され、スペイン王フィリペ3世に献上された500ページ以上にもなるこの曲集は、17世紀に印刷された音楽作品としては最大級のものです。中には24のティエント、比較的単純なハーモニーで書かれた101のオルガン伴奏による賛美歌などのコエーリョ作品に加え、当時の作曲家たちの作品も収録されています。第1集(IVN1009)に続く第2集では、メインのオルガン曲をアンドレ・フェレイラが演奏。2011年にマリア・ベイリーが設立したポルトガルの声楽アンサンブル、アルス・ルシターナが賛美歌を歌います。 (C)RS
録音年:2023年1月19、20、22日/収録場所:Igreja de Nossa Senhora da Encarnacao, Mafra(ポルトガル)