ポーランド系アメリカ人の作曲家ルシア・ドゥルゴシェフスキ。発明家でもあった彼女はプリペアド・ピアノの一種である「ティンバー・ピアノ」など数多くの楽器を発明、またダンサーとしても活躍したほか、1977年に「Koussevitzky International Recording Award クーセヴィツキー国際録音賞」を女性として初受賞するなど、広範囲に活躍しました。このアルバムでは、現在ほとんど耳にすることのない彼女の作品をウィーンのアンサンブル「クラングフォルム・ウィーン」をはじめとした奏者たちが演奏。その真価を問うています。 (C)RS