演奏はというと、キャピトル・バージョンと比べて良い意味でいなたく自由な “Sweet Lorraine”、“Straighten Up AndFly Right”、稀代のバラード・シンガーとしての片鱗が顔を出す“Beautiful Moons Ago”、“Let’s Pretend”、器楽奏者としての技量が炸裂する“Rosetta”、“Honeysuckle Rose”、編曲家として豊富なアイディアを顕示する “Jingle Bells”、“Liebestraum”、セッションマンとしてレスター・ヤングやデクスター・ゴードンに時に寄り添い時に煽る“Indiana”、“I’veFound A New Baby”等々……いずれをとってもそのクオリティの高さに時間を忘れて聴き入ってしまうこと必至です!