UK出身の5人組ロック・バンド、スウェード通算9枚目となるスタジオ・アルバムは、盟友Ed Buller(エド・ビューラー)を再びプロデューサーに迎えて制作された。高い評価を得ている回顧録『Coal Black Mornings』や『Afternoons With The Blinds Drawn』の執筆過程を振り返ることで、Brettは人前で演奏するシンガーとしての自分自身を新たに見つめ直し、その多くが『Autofiction』の中に叙情詩のような形で滲んでいる。1stシングル「She Still Leads Me On」は、アルバムのあり方を再構築したというトラック。Brettから、彼の亡き母へ向けて書かれた美しい曲でもある。 (C)RS