トーマス・フリッチュは、ヨーロッパのコンサートホールをはじめ、ニューヨーク、ボストン、東京、ソウル、香港、上海などでの演奏活動の傍ら、その情熱と輝かしい歴史的知識をもって、ガンバに関する文献の調査、発見、そして編集をするなど、ガンバ作品研究の第一人者としても知られています。これまでに、J.C.バッハ、カール・フリードリヒ・アーベル、テレマン、ブクステフーデや、19世紀に書かれ新たに発見された作品の録音を行うなど、クラシック界に偉大な功績を残しています。その功績を称えられ、「Echo Klassik 2017」、「Choc de Classica 2019」を受賞しています。