国民的ブランド「お~いお茶」、世界的キャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、そしてJ-POP王者「DREAMS COME TRUE」という前代未聞のトリプルコラボで生み出された新曲は、ドリカムの過去と未来を繋ぐマルチバースな一曲。
今を遡ること30年前、セガのメガドライブ版ゲームソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のために中村正人がMASATO NAKAMURA名義で書き下ろしたひとつが「Green Hill Zone」という曲。今回の新曲は、この「Green Hill Zone」をベースに、サビのメロディーを新たに加え、まったく新しい曲として命を吹き込んだもの。
ソニックというネタ元から、オリジナル楽曲を編み出し、そこからさらにまったく新しい別の流れをつくりだすというドリカムのクリエイティヴの多面性と深度には驚かされるばかり。DREAMS COME TRUEは、中村正人と吉田美和のバンドだが、今回のシングルからは、彼らが音楽を中心としてゲーム/アニメ/ヴァーチャル世界といった未来的な表現を領域に含んでいく多次元の地図のようにも思えてくる。DREAMS COME TRUEというマルチバースを旅しているふたりのアドベンチャーから、今後も当分目が離せない。