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【新潟県上越地方】
冷酒ならではの爽やかなのどごしとふくらみのある吟醸香。
ほど良い旨味は冷やすことでより強調されます。
生の風味を残しつつフルーティーな吟醸香で、軽快ですっきりとしたフレッシュな味わいのお酒です。
■「能鷹」
昭和18年は全国的にも転業廃業が多くあった年で、当家も当時酒米の配給も
ままならない状況のなかで、廃業の話が何度となく話し合われたとの事。
しかし、その話は当時の嫁(田中キミ 初代社長)には知らされておらず、廃業の当日、手続きに行く前の当主である夫の田中直治より知らされたと言う。
そこでキミさんは、夫の足にしがみつき廃業を止めたと言われています。
その年(昭和18年)に長年続いた「公の松(きみのまつ)」から、「能鷹(のうたか)」に変更しました。当時の嫁「キミ」は自分の名前が銘柄(公の松)に入っているのに抵抗があったらしく、キミの好きだった格言「能ある鷹は…」から名付けたと言われております。
また屋号が「能登屋」と言う事から「能」の字を取ったのではとも言われております。
【歴史】
創業は1643年(寛永20年)です。
2020年の今年は377年目を迎えております。
旧国道8号線沿い、えちごトキメキ鉄道 谷浜駅前に位置し、前方には日本海が広がり、夏には谷浜海水浴場がオープンし沢山の海水浴客で賑わうところで、全国でも珍しい海に近く、また駅に近い酒蔵です。
【酒蔵のある土地の様子】
仕込水は会社前の横井戸より湧き出る能鷹に相性の良い軟水で、代表銘柄である「能鷹」の味はこの仕込水で決まると言いても過言ではありません。
令和元年で創業377年。「和醸良酒(和をもって醸せば良い酒が出来る)」をモットーに地元に根付いた酒造りに励んでおります。