

北海道のおつまみの定番「氷下魚(コマイ)」。寒さの厳しい北海道の海でとれる氷下魚は身がぎゅっと締まっており、美味しさも格別です。氷下魚の肉には独特の臭気がありますが、味は淡白で塩干ししたものは酒の肴にぴったりです。氷下魚は、姿のまま干したものは皮が硬く、骨も多く食べるのに一苦労します。そんな氷下魚を食べやすくむき身にした『むきこまい』。面倒な皮むきは不要ですので、そのままお好みでマヨネーズ、七味唐辛子、醤油等をつけてお召し上がりください。
【氷下魚】
氷下魚は鱈の仲間の魚です。1~3月の産卵期に沿岸の氷を割って網や釣りで漁獲することから『氷下魚』と書いて『コマイ』と読ませます。その語源はアイヌ語の『コマエ』(小さな音がする魚)から転じました。別名では『カンカイ』(寒海)、『オオマイ』(魚体の大きいもの)などとも呼ばれます。