

昔ながらの伝統の製法で作ったふんわり柔らかい独特の食感の餅生地で、北海道産小豆100%の自家製つぶ餡をやさしく包んでいます。
紀伊山地の霊場を結ぶ参詣路「熊野古道」の巡礼の目的地である熊野本宮大社近郊では、お餅を蒸篭(せいろ)で蒸すのではなく、ご飯を炊くときのように釜を用い、半搗きに仕上げる習慣が伝承されています。この伝統的な製法でつくった餅生地で甘さ控えめのつぶ餡をふんわりと包んだ釜餅を3種類セットにしました。
「熊野本宮 釜餅」はよもぎをたっぷり搗き込んだ鮮やかな緑色、爽やかな香りが印象的です。「古代米釜餅」は黒米を加えた赤紫色。素朴な味わいともっちりした食感を生み出しています。「くるみ釜餅」は地元名産の釜炒り茶で炊き上げるので山吹色。ほのかにお茶が香るなか、くるみの食感がアクセントになっています。
室温にもよりますが2~3時間自然解凍すれば、搗きたての食感が蘇ります。癒しの里・熊野本宮の人々の真心がこもった、知る人ぞ知る幻のお餅です。