

宮津商店の「鉄 燗鍋 桜 螺鈿蓋付」です。燗鍋(かんなべ)は、茶事にだされる食事(懐石)に用いる道具で、酒を入れて杯につぐための、注ぎ口と持ち手のある蓋付の器のことです。「酒注」(さけつぎ)ともいいます。本体は桜の花を模して造られ、塗蓋は高岡の漆器の特徴でつくられた螺鈿蓋が付属します。鉄蓋は置くと桜の花の形になるかわいらしいデザインです。喜多庄兵衛は高岡を代表する茶道具作家として活躍しています。
【宮津商店】昭和13年、高岡鋳物発祥の地である金屋町から東へ入った千石町で鋳物鍋を扱う卸問屋として開業。以後70年余にわたり、茶釜、鉄瓶、鋳物茶道具の分野において多くの商品を企画製造しています。地元の卓越した技術をもつ職人達や、山形県の鋳物作家と共に、長くお使いいただける逸品をお届けいたします。
【数量・内容】燗鍋H238mm(本体168mm+持ち手70mm)×D140mm×W110mm、共蓋約100mm×100mm、螺鈿蓋約100mm×100mm、250mL
【原材料】【燗鍋本体】鉄
【共蓋】鉄
【螺鈿蓋】木、漆、貝片