2.「美しい画が撮れる」以上の価値を提供するIシリーズ Iシリーズは、ミラーレスシステムに新たな価値を提案するフルサイズ対応のレンズシリーズです。撮影システムが小型軽量であることは、ミラーレスの大きなメリットのひとつです。高い光学性能と、一眼レフ機では実現しえなかったコンパクトさとの両立は、新たなシャッターチャンスとの出会いも生み出します。その反面、携帯端末など撮影の手段がこれほど多様化している現代において、あえてカメラやレンズを所有するということには、単に“撮る”ということ以上の価値が求められているのではないかとSIGMAは考えます。1961年の創業から積み重ね、2012年からのSIGMA GLOBAL VISIONで洗練された高い開発力と加工技術を基盤に、道具としての品質、扱う中で感じる感触、そして所有すること自体の喜びに至るまで熟考し、形にした「Iシリーズ」。レンズという存在に今どういった価値を提案できるのか、SIGMA Contemporaryからのアンサーです。
3. Iシリーズ仕様のビルドクオリティ Iシリーズ共通仕様の金属製の外装を採用しています。切削アルミニウムによるパーツは美しいだけでなく、しっかりとした剛性感と高い耐久性など製品自体の品位向上にも繋がっています。さらに、操作リングと摺動する内部の構造体にも金属素材を採用。映像専用業務用レンズ“SIGMA CINE LENS”に裏打ちされた高い金属加工技術が可能にする高精度部品が、何度も操作したくなるほどの極上の質感を各操作部において実現しています。そして、Iシリーズの魅力は、この高いビルドクオリティが手のひらサイズのレンズボディに凝縮されているということ。シリーズの中でも最小クラスの 17mm F4 DG DN Contemporaryですが、その他のIシリーズもサイズ感、質量ともに同程度に設計されているので、複数本組み合わせても驚くほどコンパクトな撮影システムを構築できます。