本作『Columbo』は、2020年の2ndアルバム『To Let a Good Thing Die』に続く、待望のニュー・アルバムとなる。12曲からなるアルバム (日本盤CDにはボーナストラック2曲を追加収録)は、主観的な視点から書かれた自伝的な楽曲と、客観的な視点から書かれた楽曲を織り交ぜ、ブルーノの持つ表現の引き出しをさらに拡張し、これまでで最も完成度が高く「正直」な作品となっている。2020年初頭にコロナが世界で猛威を振るった際、ブルーノはノーサンプトンにある実家に滞在した。そこで彼はまったく白紙の状態になり、私生活で大変な時期を過ごしたという。規制が解除されると、彼はロサンゼルスに向かい、アイボリーホワイトの1978年製メルセデス380SLのヴィンテージモデルを手に入れ、コロンボと名付けた。しかしある運命的な日のゴールデンアワー (日の入りの前後に太陽が傾き、空の色が変化する時間帯)、彼の車は、他の車と衝突してしまう。このアルバムの切ないタイトル曲「Columbo」のメランコリックなメロディが生まれ、そこからストーリーは展開していく。
【収録曲】 Disc-1 1.The Show Must Go On 2.Tell Her 3.Columbo 4.We Were Never Really Friends 5.When Can We Be 6.A Strange Kind Of Beautiful 7.You Take the High Road 8.18 9.Tears in Rain (for Granny) 10.St Mary’s Terrace 11.Trajectories 12.The End 13.A Strange Kind Of Beautiful - Piano Version (Bonus Track) 14.Trajectories - Piano Version (Bonus Track)