甘い歌声とギタープレイで人気急上昇中のシンガー・ソングライター、ブルーノ・メジャーのアルバム『To Let A Good Thing Die』。
今作『To Let A Good Thing Die』は、人間同士の繋がりや、愛と傷心、そして実存主義的思考を語る不朽の言葉を織り込んだ、美しい物語のタペストリーである。これらを念頭に、ブルーノはサウンドにも歌詞にも現代的な洞察力を染み込ませ、レコードを今という時代のための古典的な物語という位置に据えた。
ブルーノは、多くが共感できる親しみを込めて物語を描いていく。通りを行き交う会話の断片、恋人や友人のさりげない言葉、文学や映画など、日常に満ち溢れる景色を中心に作品は作り上げられる。誠実さと即時性を意識したこのひたむきなアプローチが固まったのは、2017年のデビュー作『A Song For Every Moon』を通じてだった。これは毎月新曲を1曲ずつ書き、録音し、リリースするという一年間に渡るプロジェクトで、季節ごとに変化するブルーノのインスピレーションを反映していた。毎月行われるこの野心的な試みにリスナーが耳を傾けるようになると、『A Song For Every Moon』は世界中の人々の心を掴みながら今日までに4億回を超えるストリーミングを記録。USとカナダでは、シングル「Easily」がゴールドディスクに認定され、サム・スミスや、ヘイリー・ビーバー、リアン・ラ・ハヴァス、コートニー・カーダシアン、ショーン・メンデス、チャーリー・プースらも賞賛の声を寄せている。