河野氏が設立した自主レーベル、A.S. Capから発表されたプライベート・プレスの激レア盤『Song Of Island』!
日本で復刻され話題を集めたアケタズ・ディスクからの2作『Peace』と『Roma In The Rain』の次にリリースされたこのアルバムは今回世界初CD化となる。アルバムのタイトル曲は、最近BBEから発売された『J Jazz Volume 3』に収録されている。1980年代中旬のシンセ・ポップ流行の真っ只中に、献身的な、才能に溢れるアーティストが称賛すべきアコースティック・ジャズを演奏、録音して日本のジャズ史に残る黄金時代を代表する様な特別なアルバムである。『Song Of Island』には、河野康弘自身が作曲した4曲のオリジナル作と、ジャズ・スタンダードを独特な解釈で演奏している。河野康弘は1953年に奈良県で生まれ、矢沢永吉のバンドに加入し、プロ・デビューを図り、その後に俳優/歌手、中村雅俊のバックを務めた。自身の名義で河野氏は、リチャード・デイビスやメル・ウォルドロンなどのアメリカのジャズ・ミュージシャンと共演を果たし、日本では定期的にライヴを行なっている。
今回の『Song Of Island』の再発は、オリジナル・アルバムのアートワークの完全な再現、原作の解説の英訳、新しく執筆された解説、写真と、J Jazzシリーズの監修者の一人、トニー・ヒギンズによる河野康弘との最新インタビューが付録されている。
【収録曲】 Disc-1 1.Song of Island 2.Time For Peace 3.Love For Sale 4.Mr Nilson 5.Village Festival
世界初CD化/紙ジャケット/録音年:1985年8月28日、29日/収録場所:Live House Again