「E-M1 Mark lll ASTRO」 は Hα線の透過率を大幅に向上させているため、赤味の強い撮影画像になります。 天体以外の一般的な被写体の撮影ではご使用にならないでください。
■Hα線(※星雲などが放つ光の波長の一つ)を捉え、肉眼では観察できない赤く美しい散光星雲を鮮やかに高画質で撮影 「OM SYSTEM E-M1 Mark lll ASTRO」は、天体撮影で重要となる Hα線の透過率が約100%となるよう、センサー前方に配置されているIRカットフィルターの光学特性を最適にチューニングしています。そのため一般的なデジタルカメラでは撮影の難しい、Hα線により発光する星雲の美しい形と色を鮮やかに捉えることができます。
■ハイレゾショット機能のスタッキング処理で、より高画質かつ高精細な撮影が可能 ハイレゾショットは、複数枚撮影で得られた超高密度の画素情報により高画素撮影を実現する OM SYSTEMならではのコンピュテーショナル フォトグラフィ機能です。通常は手持ち撮影時に使用する「手持ちハイレゾショット」を、あえてカメラを三脚や赤道儀に固定した状態で使用することで、天体写真でよく使われる「スタッキング処理」をボディー内でワンショットで行うことができます※。これにより高精細化に加え、ノイズ低減効果が得られます。 「E-M1 Mark lll」に搭載されている「手持ちハイレゾショット」は、撮影中に発生するわずかな位置ずれを利用し、16回撮影した画像をもとに約5000万画素の高解像写真を生成します。画像合成の際に一枚一枚の画像の位置合わせを行うため、三脚に固定した状態で「手持ちハイレゾショット」撮影を実行することで、日周運動による星の動きが補正された合成画像が生成されます※。また、赤道儀使用時においては、追尾誤差で生じる星のずれが補正された合成画像が生成されます※。