1943年生まれ、シカゴ出身。ピアニスト/シンガー/ソングライターとして、スティーヴ・ミラー・バンドに参加した後、1971年にソロに転じる。本作はジャズとAORの両シーンから人気の6作目。レコーディングには、フィル・アップチャーチ(g)、ラリー・カールトン(g)、ジョン・ガーリン(ds)、トニー・ウイリアムス(ds)、ブルー・ミッチェル(tp)らが参加。軽妙洒脱な「世間知らずの歌(Song For A Sucker Like You)」は、後にモントルー・ジャズ・フェスでのライヴ盤にも収録された人気曲。日本では90年代にクレモンティーヌのプロデューサーとしても人気を博した。愛称は“Dr.ジャズ”。