リビングに溶け込むデザインで360立体音響を楽しめる進化した新スタイルサラウンドシステム■ワイヤレス接続により自由度の高いレイアウトが可能コントロールボックスはTVとHDMIで接続し、4つのスピーカーはコントロールボックスと無線でワイヤレス接続します。4つのスピーカーは必ずしも正方形に設置する必要はありません。また高さを合わせる必要もありません。音場最適化技術により、スピーカー間や天井までの距離を内蔵マイクで自動計測し、スピーカーの置かれている空間を把握。その情報を元に広大な音場空間を創り出し、リビングが音で満たされるような新しい360立体音響を体験できます。
■壁掛け・棚置きの両方に対応シンプルで部屋に溶け込むようなスタイリッシュなデザインなので、壁掛けにも棚置きにもマッチします。スタンド部分は壁掛け用のブラケットとして使用可能です。
■進化したアップミックス技術により、ステレオコンテンツも3次元の立体音響で楽しめる新開発のソニー独自のアップミキサーにより、情報量豊富なオブジェクトベースのオーディオコンテンツだけでなく、普段視聴しているストリーミングサービスなどの2ch(ステレオ)コンテンツでも臨場感あふれる立体音響で楽しむことができます。
■進化した音場最適化機能HT-A9M2は、内蔵の計測用マイクと測距音で部屋に設置したスピーカー間の距離と天井までの距離を計測し、お部屋に合わせた音場空間を自動で生成します。測距用のマイクを用意する必要もありません。さらに家具の位置や壁なのかカーテンなのか、といった部屋の音響特性も解析して最適化を行います。また、スマートフォンアプリ「BRAVIA Connect」を使えば視聴位置に合わせた音場最適化も可能です。
※ 別売りのサブウーファーをご使用の場合は、無線接続した状態で音場最適化を行ってください
■低音や没入感のあるサウンドを拡張できるオプションスピーカー自分の好みや環境に合った低音・サラウンドサウンドに拡張するためサブウーファー2種類を別売りでご用意。サブウーファーはホームシアターシステムからの低音に加えて、より深く迫力のある低音をプラスすることができます。
■最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応しました。前後左右を中心とした従来のサラウンド音場に対して、高さ方向の表現力を加えた3次元の立体音響技術により、全方位からの音に包みこまれるリアルな音響空間を楽しめます。
■CDを超える高音質を実現する「ハイレゾ音源」に対応ハイレゾ音源とは、音楽CD(44.1kHz/16bit)を超える情報量を持つ音楽データのこと。音楽CDではカットしてしまう音も収録できるので、今まで聞こえなかった曲のディテールやニュアンスまでも肌で感じることができます。まるでレコーディングスタジオやコンサートホールで聞いているかのような、かつてない臨場感を体感できます。
本格”立体音響ホームシアターを“手軽に”実現!
本機のスピーカーはワイヤレスタイプで、ペアリング設定なども不要。導入の敷居は非常に低く、また部屋の模様替えや引っ越しの際なども重宝するだろう。
見た目が従来のスピーカーの佇まいと異なり、特に薄型であることが気になっていたが、実際に音が出ると良い方向に裏切られた。音離れが良くスピーカーの存在を感じさせないのは驚くべきこと。繊細な音も滲みを感じず抜け感もスカッと爽快だ。
配信やディスクの映画作品に収録されたDolby Atmos音声も、ハイトも内蔵するリアルなリアスピーカーと「360 Spatial Sound Mapping」技術により、バーチャルサラウンドとは一線を画するリッチな空間体験が可能だ。
スピーカーの外観から、簡易的なシアターシステムと思いがちだが、音質は洗練度が増し、2chコンテンツも高度なアップミックス機能によって臨場感の高いサラウンドサウンドに。本機を導入すれば、あらゆるコンテンツが立体エンターテイメントに昇華する。
サラウンドに興味を持ちつつも、設置や使いこなしがハードルと感じていた方々にとって、本機は画期的な解決手段となり得るだろう。
文:鴻池賢三
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。