■両面多層圧電セラミックス骨伝導ドライバー MEST MKIIはMESTに採用した片面多層圧電セラミックス骨伝導ドライバーとは異なるドライバー、両面多層圧電セラミックス骨伝導ドライバーを採用しています。このドライバーは振動版を何層にもなったセラミックスの薄膜で挟み振動版を両面から振動させます。このドライバーをフェイスプレートとサポートプレートで挟み込むことで、フェイスプレートとの接地面積をが増え、電動効率と感度が大幅に向上しました。これによりMESTでは中域から中高域までの再生周波数だった骨伝導ドライバーをフルレンジで採用することができるようになりました。
■複雑にデザインされたファイバーが様々な表情を見せるフルカーボンシェル MEST MKIIにはカーボンシェルを採用。カーボンシェルは骨伝導ドライバーの振動を効率よく届けます。複雑にデザインされたカーボンファイバーが光を乱反射し、見る角度によって異なる表情を見せます。強度も通常のアクリル筐体より高く、軽量です。カーボンファイバーを使ったシェルを作るのは非常に難しく、通常のアクリル筐体よりも製造に時間がかかります。Unique Melodyでは日々トレーニングを行い経験を積んだスタッフが手作業で一つ一つ仕上げています。
■アップグレードされた金属製ベント MEST MKIIのフェイスプレートには、新しく金属製のパーツを設計しました。この金属ベントはベントホールから筐体内に流れる空気量をコントロールすることで、ダイナミックドライバーのポテンシャルを最大限に発揮します。また金属性のパーツでベントを製作することで、ハンドメイドによる左右差を少なくし、ベントホールの影響によるサウンド差をなくします。