●求められる全てを高次元で実現した、次世代のハイエンドマルチスペックモデル
●2基のダイナミックドライバーからなる新開発ドライバー構成“コアキシャル3Dシステム”
●カスタムIEMでも使用される金属製ノズル採用
●装着時の安定性を高める“ダックテール”形状を採用
●深みのある重低音とクリアでナチュラルな中高音を実現する「ULTRA DEEP BASS」
●周囲の状況に応じて騒音抑制の強度を自動的に調整する”アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング”搭載
●ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しめるLDAC?対応
●音楽や映像の臨場感を増す3Dスペーシアルオーディオ搭載
●イヤホン単体最大16時間*、チャージングケース併用で最大50時間*のロングスタミナを実現
●機能美を追求したスタイリッシュなデザイン
●6種のイヤーピース同梱で多様な耳の形状にフィット
●使用時の誤作動を防ぐ装着検知センサー搭載
●スマホとPC、2台のスマホ等、同時に2台の端末と接続できるマルチポイント機能搭載
●充電もケーブルレスなワイヤレス充電機能
*再生時間は使用環境により変動する可能性があります。
DEEPなローエンドを響かせる迫力満点サウンドを堪能できる
本機の音響設計「ULTRA DEEP BASS」の効果によって、30~60HzあたりのDEEPなローエンドをしっかり響かせてくれる。そしてその帯域の超低音は中高域とはあまり干渉しないので、中高域の存在感や明瞭度も損なわれることなく発揮される。
中高域や空間の表現もハイレベル。ボーカル周りでは声の湿度感の出し方が特に巧い。男女問わずいわゆる「しっとり」した声や曲のボーカルとの相性のよさが光る。アコースティック楽曲では、指先とギターの弦の摩擦、演奏者の呼吸と衣擦れなどが耳元に届けられるその生々しさ。イヤホンならではの「最前列超え」のリスニング体験も堪能させてくれる。
本機に搭載する「3Dスペーシアルオーディオ」は、音源を素直に鳴らすだけでは表現が不足しがちな要素、中高域リバーブ成分の広がりや音の前後配置を適度に拡張してくれる。好みにフィットしたなら常時オンでの使用もありだろう。
試聴は主にLDACコーデック接続で行ったが、AACコーデック接続時の試聴でも極端に印象が変わることはなかった。iPhone/AAC接続ユーザーも本機のサウンドを十分に楽しめることだろう。
文:高橋 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。