フランスの人気レーベル<Buda Musique>が、≪エチオピーク≫と並行してリリースしてきた人気シリーズが≪ザンジバラ≫。主に東アフリカのスワヒリ文化圏一帯で人気を博してきた大衆歌謡のジャンルであるターラブを紹介してきた同シリーズですが、今回第11弾としてリリースされたのは、そのターラブから一旦離れ、タンザニアの中心都市ダル・エス・サラーム(通称ダル)で80年代に人気を博したムジキ・ワ・ダンシ(Muziki wa Dansi)と呼ばれるダンス・ミュージックにスポットを当てた内容となりました。本作にはオルケストル・マキス・デュ・ザイールとオルケストル・サファリ・サウンドというふたつのグループが1982年から86年の間に残した音源を収録しています。 (C)RS