タイトルの『Magpie マグパイ』とは「カササギ、なんでも集めたがる人」を表す言葉。ケヴィン・ラフテリーのこのアルバムにはレオナルド・ダ・ヴィンチの芸術に触発された「Meditation in Brown」、パンデミック中に作られた「チェンバロ五重奏曲」、愛する人の喪失を表現した「2つの捧げもの」、そして個人的な絶望から生まれた「Naked Before God」など、アルバム・タイトルのとおり、自身の経験や家族の歴史などを反映させた多種多様な音楽が収録されています。アメリカ出身のラフテリーは1989年からロンドンで活動。現在はニュー・ロンドン室内合唱団で歌い、アンサンブルではファゴットを演奏、またリッチモンド・コンサート・ソサエティの音楽監督も務めています。 (C)RS