アルメニア、ロシア、中国出身の若き3人の音楽家によるピアノ三重奏団“トリオ・コントラスティ”のデビューアルバム。3つの作品を取り上げ、異なる時代と文化が交わる音のモザイクを描き出しています。とりわけ最近人気が高まるババジャニアンの作品は、ロマンティックでありながら、民族的色彩が色濃く反映された劇的かつ溢れる歌心に満ちています。2021年春に結成されたこのトリオは、同年夏にはドイツで開催された『hmt-Musikpreis』ンクールの決勝に進出、2021年秋にはロストックで開催された室内楽フェスティバル『Als die Stunden still Standen』の最終コンサートで観客を魅了しました。2022年4月以降はハンブルク音楽演劇大学で室内楽の修士課程に在籍し、ニクラス・シュミット教授の指導のもと、さらに研鑽を重ねています。 (C)RS
録音:2024年3月1-3日 Katharinensaal-Hochschule fur Musik und Theater Rostock(ドイツ)