最高の音質でパフォーマンスを録音WAV形式(44.1?96.0 kHz、16/24bit)、MP3形式(64?320kbps)に対応したハイレゾ・オーディオ・レコーダー。
離れた場所からでも安心のリモート・コントロールBluetoothで、スマートフォン/スマートウォッチからリモコン操作が可能。録音済みのデータを、Bluetooth?オーディオに対応したヘッドフォンやスピーカーで再生可能。
録音状況に合わせた簡単設定ができるシーン機能静かなコンサート・ホールでのオーケストラ、野外のサウンド・スケープ、大音量のライブ、コンサートなど、録りたい場所、録りたい音は様々です。R-07 には、多様な録音状況に対応したシーン機能を装備。サンプル・レート、録音モード、リミッターやローカットの組み合わせを「シーン」としてプリセット。また、自分で設定した内容をシーンとして登録することも可能。どのような状況でも素早いセッティングで、確実に録音することができます。
安心の録音機能録りたい音をあらかじめ演奏/再生して、最適な録音レベルを検出する「リハーサル機能」は、レコーディングに慣れていない方でも確実にレベルを合わせることができます。また、不意の過大入力時に発生するクリッピング・ノイズを軽減する「リミッター機能」も搭載。さらに、レベルの違うデータを同時に録音する「デュアル・レベル・レコーディング機能」を搭載し、万が一クリッピングしてしまった場合でも、バックアップ用のデータを利用することができます。
便利な機能録音中に入力レベルを自動で最適化してくれる「オート・ゲイン・コントロール」、録音開始ボタンを押す2 秒前からの音を記録する「プリ・レコーディング機能」、指定した入力レベルに達したら録音をはじめる「自動録音開始機能」、ボーカルや野外での録音時に必須な「ローカット機能」など、録音ミスを防ぎ、快適なレコーディングをサポートする機能が充実しています。
本体のみで多彩な編集録音済みのデータは、R-07 で多彩な編集が可能。長時間のライブ・レコーディングなどで、あとから曲ごとにファイルを分けることができる分割機能、いくつかのファイルに分かれた会議録メモなどを1ファイルにつなげる結合機能、データの不要な部分を削除することができるトリム機能などを搭載。パソコンを使わずにR-07 で録音データを編集することができます。
安心の日本語表示R-07 のグラフィカルなディスプレイは日本語表示に対応。また、専用アプリ「R-07Remote」も日本語表示に対応しているので、各種操作がわかりやすくなりました。
軽量、コンパクト、長時間動作ポケットに収まるコンパクトさ、わずか150g(乾電池含)の軽量ボディ、アルカリ単三形乾電池2 本で最長15 時間の連続動作が可能。microSDHC カード(最大32GB)に対応し、長時間の録音でも安心です。また、本体リア・パネルには三脚ネジ(金属製)を装備。汎用のカメラ三脚に確実に取り付けることができます。
最大96kHz/24bitのハイレゾ録音対応ポータブルオーディオレコーダー「R-07」は、とにかく使いやすくて失敗しにくく、安定した録音クオリティを確保できる仕上がりとなっている。
特に「置くだけセッティングでもOKなマイク&筐体デザイン」「録音レベル設定をミスらせないリハーサル機能」「録音状況に合わせて最高の音質で録音するためのシーン機能」「スマホ&ウォッチアプリでリモート操作」「オプションのイヤホン型マイクでバイノーラル録音にも対応」といったところがポイントだ。
実際にギターアンプから30cmほど離れたところに適当な高さの台を用意し、その上にR-07を設置。エレクトリックギターの録音を試してみると、これが十分すぎるほどクリアな音! 特にピッキングの強弱に伴う音量と音色の変化、その立体感といったところは、ボイスレコーダー機能での録音と比べて大きな差がある。
ポータブルレコーダーは、スペックを高めるだけで録音音質も高まるという単純なものではない。使いやすさもあってこそ、そのスペックを存分に引き出した高音質録音を生み出せる。R-07はそのことを深く理解した製品だ。
文:高橋 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。