■ セットリストの構成 普段のライヴではなかなか、しかもフル尺で披露されないレアな曲たちが並んでいるというのも、 この“アコースティック風味”編成だからこそ。どうしてもここから始まらなければならなかったという 強い意志が感じられる選曲の1曲目『何度でも』、2曲目『いつのまに』。また8曲目『空を読む』から 13曲目『やさしいキスをして』の6曲は、もちろん制作時期も曲調もバラバラだが、 これほどのレンジの広さと深さを持つ楽曲を一緒にしてドリカムというひとつの入れ物に見事におさめている。 そしてアンコール1曲目『次のせ~の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION』が “未来”への希望を描きだす。 これまでと今、そして、これからを見事に表現しきったセットリスト構成である。