成城石井
メゾンの象徴的な品種ピノノワールの力強く芳醇な果実味を魅力的に表現したロゼ・シャンパーニュ。
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■ 最高のシャンパーニュだけを
1827年シャンパーニュ地方の中心ランスで、ドイツのマム一族によって創業された名門メゾンマム。所有するブドウ畑の総面積はおよそ218ヘクタール。収穫の大部分を占めるピノ・ノワール(78%)は、モンターニュ・ド・ランス地区で、コート・デ・ブラン地区にあるクラマンとアヴィズのグラン・クリュではシャルドネを、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ではムニエを生産しています。栽培から醸造まで一貫した管理のもと高品質なシャンパーニュを生み出しており、 その品質こそがシャンパーニュメゾン、そして最高醸造責任者の技術の証と言えます。2020年1月より、メゾン・アンリオでも最高醸造責任者を務めた経験のあるローラン・フレネ氏が新しい最高醸造責任者として着任し、創始者であるジョルジュ・エルマン・マムがモットーにしていた 「最高のシャンパーニュだけを」という理念を大切に受け継いでいます。
■ 世界の王室に愛され、栄光と歓喜を祝福し続けるシャンパーニュ
メゾンマム独自のスタイルは、1900年頃よりオーストリア=ハンガリー帝国、ベルギー王国、オランダ王国、プロイセン王国、デンマーク王国、スウェーデン王国、ノルウェー王国などヨーロッパ各国の王室に愛されてきました。1904年に英国王室御用達のシャンパンに指定され、現在でも、G.H.マムはエリザベス2世御用達のシャンパンです。その証として、ボトルのネックには、英国王室御用達の印である王家の紋章が表示されています。同年にはフランス人極地探検家のシャルコーが南極到達の成功を祝して杯を上げたことで、人々の勇気と成功のシンボルとなり、瞬く間に有名になりました。また、世界最高峰の自動車レース「フォーミュラ(F1)」でのシャンパンファイトや、サッカーチームのオフィシャルスポンサー、国際的評価の高いヨットレースでの表彰式などで公式シャンパーニュをつとめるなど、メゾンマムはその象徴と共に世界中の栄光と歓喜を祝福しつづけています。
■ 成功のシンボル「グラン・コルドン」
メゾンマムの代表的なシャンパーニュがコルドン ルージュ。かつては、白地に斜めに描かれた赤いリボンのラベルが特徴的なボトルでした。
2017年秋より、メゾンのアイコンである「コルドン ルージュ」が、フレッシュで力強い味わいはそのままに、世界的デザイナーのロス・ラスグローブにより、フランスの最高勲章レジオン・ドヌールを模した赤いリボンがボトルに彫り込まれた、立体的かつ斬新なデザインの「グラン コルドン」に生まれ変わりました。77を超える畑から収穫されたブドウがブレンドされており、シャンパーニュ地方の多様性のあるテロワールが楽しめます。