肥前の国(佐賀県・長崎県)で発達した唐津焼は、「一楽二萩三唐津」と称され、古来より茶人たちに愛されてきました。唐津焼は構えのない大らかな意匠と、ざっくりと粗い土の質感が魅力です。「用の美」を大切にしている唐津焼は、その素朴な佇まいで、お茶やお料理の存在を一層、引き立てます。
岡本修一さんは、父でもある唐津焼の名工、岡本作礼氏の元で修行をし、平成30年に独立しました。修一さんが作る器は、唐津焼の伝統である素朴さを残しつつ、優美でモダンな作域で、料理映えする事は間違いありません。今回ご紹介する豆皿は、とりわけ、伝統とモダンの調和した唯一無二の魅力を放っております。
▶︎岡本修一 Okamoto Shuichi 略歴
昭和61年 佐賀県唐津市生まれ
平成16年 佐賀県立有田工業高等学校 セラミック科卒業
平成18年 ヒューマンアカデミー大阪校 グラフィックデザイン科卒業
平成20年 大阪南船場のデザイン会社 退社
平成23年 作礼窯 岡本作礼のもとで陶芸を学ぶ
平成30年 唐津市相知町に新しく工房を構え活動中
【うつわの取扱方法につきまして 】
・手作りのうつわには独特のザラつき、不揃いさ、歪み、釉薬の濃淡、石ハゼなどが見られます。
これらは日本人の美意識の中では大切に愛でられてきたものです。
同じ物は一つとなく、作家の手により、精魂込めて作られるうつわの個性として、どうぞご理解を頂ければ幸いです。
・陶器のうつわは特に吸水性が高い焼き物で、何度も使うことでうつわの色や光沢が変わって行きます。
釉薬がかかっているうつわでは、細かなニュウと呼ばれるヒビが入り、より手になじみ、より風合いが増します。
釉薬がかかっていないうつわでは、土色が飴色に変化するなど、こちらもより風合いが増します。
愛陶家の皆様は、使うことによって生ずる「うつわの変化」を「うつわの進化」ととらえ、楽しまれる方もいらっしゃいます。
使い込むことで生ずるうつわの進化をどうぞお楽しみください。
・初めてお使いになる前は、うつわを水やお米のとぎ汁に十分浸してからお使いください。
かわいた状態で油物などをいきなり載せると、もしかしたら油染みになる可能性もございます。
シミ・匂い・カビ防止のため、使った後はなるべく早く洗い、しまう前には十分に乾かしてください。
特に、高台と呼ばれる、うつわの裏側が濡れたままだと、カビなどの原因にもなりますので、どうかお気をつけ下さいませ。
・念のため、食洗器、電子レンジなどのご使用はお控え頂ければと存じます。
柿傳ギャラリー
Kakiden Gallery


東京・新宿東口駅前にある、茶陶を中心とした現代工芸のギャラリーです。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。


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