うまくいくふた 一息にくるっとひっくり返す ふたの上にのせる 出来上がり

INDEX

ライン画像
「うまくいくふた」って、どんなふた?

「うまくいくふた」って、どんなふた?

フライパンで焼いたものをひっくり返すときに、困ったことはありませんか?「フライ返しでは、料理がくずれてしまいそう」「大きな皿やガラスぶたは、重くてつらい」。そんなときに真価を発揮するのが、この「うまくいくふた」です。このふたの企画を提案してくれたのは、料理家の植松良枝さん。スペインで見つけた、トルティージャ(スペイン風オムレツ)をひっくり返す専用のふたが原型になっています。

フライパンで料理をひっくり返すイメージ

料理家 植松良枝さんの思い

長年、そのスペインのふたを愛用してきた植松さん。仕事仲間や料理教室の生徒さんから「同じものが欲しい」という声にこたえて、現地から取り寄せたり、旅のついでにまとめ買いをしていたそうなのですが、あるとき、生産終了に。以来、代わりになるふたをずっと探してきたけれど見つからない、とオレンジページに相談してくれたのが始まりです。「もしないなら、自分で作るしかないと思ってるんです。本当に便利で、大好きなふたなので」と、熱い思いを語ってくれました。

料理家 植松良枝さん

北陸アルミニウムとの商品開発

今回、その思いを受け止めてくれたのが、ハウスウェアブランドの北陸アルミニウム。われわれが持ち込んだスペインのふたを見て「ひと目でわかります、このようなふたは、日本にはないです。作るなら、金型から作らなければなりません」と……。どこにでもありそうに見えて、やはりただのふたではなかったのでした。

製造現場の様子

ありそうでない、唯一無二のふた

商品開発を進めることになった当初、北陸アルミニウムから「こんなに軽くて密閉性のないふたで、本当にいいのですか?」という懸念が出たことも。女性でも片手で作業しやすい軽さ、大きさ、ひっくり返して取り出すときにスムーズなカーブの角度など、何度も打ち合わせを重ねながら、この形状にたどり着きました。

唯一無二のふた

ついに完成!

そして一年を経て完成した、この「うまくいくふた」。「軽くて扱いやすくて、つい手がのびる、この感じをめざしてました」と植松さんも大満足の仕上がりに。「ひっくり返す以外にも、お湯を沸かすとき、蒸し焼きのとき、フードカバーとしてなど、わが家での出番はほぼ毎日。地味だけど、なくてはならない存在なんです。アルミならではの経年変化も楽しみながら使ってもらえたらうれしいです」。実用性から生まれた、ありそうでなかったふた、たくさんのかたに使ってもらいたい自信作です。

蒸し焼き

北陸アルミニウム株式会社

1930年に富山県にて創業以来、アルミ製の調理道具を製造・販売。自社工場で一貫生産できる強みから、安心・安全・信頼のハウスウェアブランドとして長い実績を持つ。

北陸アルミニウム

植松良枝

季節に寄り添った食と暮らしの提案が人気の料理家。雑誌やWEB、TVへのレシピ提案、レストランのレシピ監修などで活躍中。世田谷ガーデン倶楽部内のカフェ「moderato on the green」や、併設のショップ「etepapa(エテパパ)」の運営も行う。

植松良枝
ふたのつかいかた
使い方1のイメージ

ふたをしっかりと押さえて

使い方2のイメージ

フライパンごと、ひと息にくるっとひっくり返して。

使い方3のイメージ

ふたの上にのせ

使い方4のイメージ

すべらせて、取り出します。

ふたの特長
とても軽い

とても軽い

おっくうにならずにさっと手にとれる軽さは、アルミ製ならでは。

取っ手

手にとりやすいつまみ

つまんだり、握りやすいサイズ感。温かみを感じる木製です。

平らな取っ手

平らなつまみが便利

ふたの上で粗熱を取るなどの一時置きも可能。

絶妙なカーブ

絶妙なカーブ

料理がすべるように。そして、多少の汁けは受け止められるように。

とても軽いから気軽に使えます
フライパンの中の温度を上げたいとき

フライパンの中の温度を上げたいとき

フードカバーとして

フードカバーとして

お湯を沸かすとき

お湯を沸かすとき

野菜のオイル蒸しに

野菜のオイル蒸しに

オレンジページnetにてレシピ公開中