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著者名:開本浩矢、和多田理恵
出版社名:白桃書房
発行年月:2024年11月
判型:A5
ISBN:9784561267959
≪内容情報≫
初版である『クリエイティビティ・マネジメント―創造性研究とその系譜』では、古典的理論から現代に至るまで、創造性にまつわる理論の系譜をたどり、組織で求められる創造性、実務の現場で活かされる創造性について考察し、創造的人材の確保と育成のヒントを探った。
今回、初版刊行から 12 年を経て、その間の実証研究の進展・蓄積を丁寧に追い、重要な研究を追加する形で改訂を行ったのが本書である。
改訂版のポイントは大きく2つある。1つは、創造性とポジティブ組織行動(特に心理的資本)に関する記述を追加したこと。もう1つは、初版では創造性を主に個人レベルの変数として議論してきたが、本書ではチーム・集団の創造性に議論の幅をひろげたことである。あわせて、創造性を実務につなげるうえでの具体的な考え方のヒントとなるコラムも追加している。
経営学や経営実践の立場から創造性を研究・実践応用する上でのグランドデザインを理解し、個人・チーム・組織へと創造性発揮の連鎖がスムースにつながることで、企業競争力を生み出すイノベーションが結実する。
Chat GPT など AI の進化がとまらないが、AI が深層学習による知的能力の獲得というシステムである限り、創造性の重要性は決して色あせない。VUCA の時代だからこそ、創造性という無限の可能性にあふれた極めて人間的な営みが求められる