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ブリ
「ブリ」の由来
沢山の魚の中でもブリがおせち料理に使われるのは、ブリが「出世魚」の代表格だからです。
地域によって異なりますが、関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」、関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」と成長と共に呼び名が変わるブリには立身出世の願いが込められています。
また縁起担ぎだけでなく、シンプルにおせち料理の季節である冬の時期に、脂がのって一番美味しくなるシーズンであることも、おせち料理に使われる理由の一つです。
「ブリ」の特徴
身がふっくらと仕上がる照り焼きにします。冷めてもおいしく、日持ちもします。寒ブリと呼ばれる冬の時期のブリはしっかりと脂がのっており、焦げやすいので、焼くときは注意が必要です。柚子を加えればさわやかに仕上がります。地域によってはお雑煮の具にも使い、お正月には欠かせない食材です。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。