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こんにゃく
「こんにゃく」の由来
こんにゃくは、精進料理の長い歴史のなかで行事食として親しまれてきました。真ん中に切り込みを入れてねじり、馬の手綱に見立てた「手綱こんにゃく」の形には心を引き締め、己を戒めるという意味があります。
また、手綱こんにゃくの結び目が「縁を結ぶ」として良縁を願う縁起物でもあります。
「こんにゃく」の特徴
煮しめや筑前煮にして、プリプリの食感を楽しみます。原料に「生こんにゃく」と表示されているものは、素朴な香りがします。「手綱こんにゃく」のほか、格子状に切り込みを入れる「鹿の子」にすると、味が染み込みやすくなります。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。