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伊達巻
「伊達巻」の由来
伊達巻は、もともと長崎県で「カステラかまぼこ」と呼ばれていました。これが江戸に伝わり、江戸っ子の気だてや派手さを表す「伊達」の意味と、巻いた形状から「伊達巻」と呼ばれるようになったと言われています。
華やかささけでなく、撒いた形が巻物に似ていることから、「知恵がつく」事を願う縁起物です。
「伊達巻」の特徴
ほのかに甘く鮮やかな黄色をした伊達巻は、お重を華やかに彩ります。伊達巻は、魚や海老のすり身を使うことが多いですが、はんぺんを使うと簡単につくれます。オーブンではなくフライパンでもつくれます。まろやかな口当たりに仕上げるには、中火と弱火の中間でじっくり焼きましょう。甘い味付けにしたい場合や保存性を高めたい場合は、砂糖を多く入れます。巻いたら立てておき、余分な水分を落すのが、日持ちをよくするポイントです。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。