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数の子
「数の子」の由来
数の子は鰊(ニシン)の卵です。
鰊を「カド」と呼ぶことがあるそうで、「カドの卵(子ども)」という意味で「かどこ」と呼ばれたのがなまって「かずのこ(数の子)」となったと言われています。
縁起物としての由来は、鰊は多くの卵を持ちつことと、「二親(ニシン)」と当て字できることから子宝に恵まれるという意味を込めて、子孫繁栄を願う食材としておせち料理に使われるようになったといわれます。
「数の子」の特徴
プチプチとした食感が特徴的です。おいしい数の子は、鮮やかな黄色で身が厚く、卵の粒がはっきりとしたもの。
数の子は塩漬けの状態で売られている事が多く、調理の際は塩抜きから始めることになります。
塩抜きした数の子の薄皮を取り除き、酒やみりん、醤油などに漬けて中まで味を含ませます。漬け汁ごと保存容器に入れて冷蔵庫で約一週間保存できます。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。