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ズワイガニ
「ズワイガニ」の由来
ズワイガニ限らず。カニは、大きなはさみを持っていることから勝利をもたらす縁起物とされています。また、卵を抱いて育てる特性を持っていることから「子宝に恵まれる」とも考えられました。脱皮を繰り返して成長するので無限や再生を意味したり、はさみを上下にふる姿がツキを招いているように見えるなど、昔から福を呼ぶ食べ物として愛されています。
「ズワイガニ」の特徴
ズワイガニは、北陸地方では越前ガニ、山陰地方では松葉ガニと呼ばれています。足の肉が多く、カニのなかでは旨味が強いといわれています。雄と雌の大きさが極端に違い、雄のほうが大きくて立派です。手で持ち上げて、ずっしりと重いものほど身が詰まっています。甲羅の色が鮮やかで、光沢のあるものが新鮮です。刺身にしたり、茹でていただきます。おせち料理に入っているズワイガニは茹で蟹が多いと思います。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。