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ちょろぎ
「ちょろぎ」の由来
ちょろぎはシソ科の食材です。「長老喜」「長老木」などと表記し、長寿を願う意味が込められています。
江戸時代に中国から伝わった植物とされており、おせち料理が庶民に広がり、縁起物の食材がおせち料理の定番化してきた時期に合わせて広まった食材と考えられます。
「ちょろぎ」の特徴
巻貝のような形をしています。食べるのは1~3㎝ほどの白い塊茎(かいけい)の部分です。漬物にすることが多く、梅酢やシソ酢に漬けて、赤く染めます。カリカリ梅に似たシャキシャキの食感とさっぱりした酸味を楽しめます。巻貝のような形と真っ赤な色が、お重のなかを鮮やかに彩ります。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。