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トコブシ
「トコブシ」の由来
トコブシは水深の浅い場所に生息しており、いつまでたっても小さく、「床(浅い場所)ふし(小さい)」から「トコブシ」と呼ばれるようになったという説があります。別名を「フクダメ」といい、「福がたまりますように」との願いを込めて食べられるようになったといわれています。
「トコブシ」の特徴
トコブシはアワビによく似た貝ですが、アワビより小型です。殻にあいた穴は、アワビが4~5個なのに対して、トコブシは6~8個あります。身が盛り上がっていて、手で触ると縮む、勢いのよいものがおすすめです。砂糖や醤油で煮たり、酒で蒸したりします。火を通しても硬くなりにくいのが特徴です。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。