新規会員登録
金柑
「金柑(きんかん)」の由来
金柑は、「金冠」と掛けられていて黄金のような、まばゆい色と合間って富を象徴しています。また、名前の中に運を意味する「ん」が入っているので「金運」を上げてくれる食材として食されます。
「金柑」の特徴
小さくてかわいらしい黄色の金柑は、程よい酸味を残しつつ丸ごとの実を甘露煮にします。ツヤツヤと光り輝く宝石のような見た目は、茶系が多いおせち料理を華やかにし、柑橘系の爽やかな甘さがおせち料理の口直しにぴったりです。
みかんとも異なる独特の風味が癖になる金柑ですが、そのままの形でおいしくいただくために甘露煮にする際にはヘタを取り、実に縦に切れ込みを入れて種をかき出します。煮終わった後の熱々の金柑は、衝撃に弱く崩れやすいので丁寧に扱いましょう。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。