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かまぼこ
「かまぼこ」の由来
おせち料理でのかまぼこは、半円の形が日の出を表し、新たな年明け表現しています。紅白にもそれぞれ意味があり、赤は魔除け、白は清廉の意味があるとされています。
現代では日常的に食べられますが、平安時代から食べられていたという歴史ある食べ物で、当時は高貴な貴族の間で食されてきた高級品でした。
「かまぼこ」の特徴
かまぼこを切る際は、すべての切り口をできるだけ真っすぐに、紅白の厚みが均等になるように切るときれいに仕上がります。「孔雀」や「手綱」などの飾り切りをして盛ると、おせちがさらに華やぎます。「孔雀」は孔雀が羽を広げたような形です。「手綱」は馬の轡(くつわ)につける手綱の形で、筑前煮のこんにゃくと同じです。どちらも簡単につくれるのでおすすめです。かまぼこはラップで包んで保存袋に入れ、冷蔵庫で保存できます。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。